こんにちわ、KIMOSです。
温泉や銭湯で、必ずあると言ってもいいのが『水風呂』。
今までなんとなく入っていた人や、苦手だから入らないという人も多いのではないでしょうか。
実は、水風呂には健康に良い作用が期待できるといわれています。今回の記事では、水風呂の効果や正しい入浴方法について紹介します。
- 水風呂の効果・作用を知れる
- 正しい水風呂の入浴方法を知れる
- サウナとの『温冷交代浴』について知れる
水風呂とは?

水風呂は、名前の通りで浴槽に冷水が溜めてあるお風呂のことです。
水温は、一般的に『17℃』前後で設定されています。
一般的な浴槽の場合、水温は35~42℃程度で設定されています。
そのため、約20℃前後の差があるのです。
サウナ(熱気浴)では、70℃前後に設定されており、
高温度のサウナの場合、100℃に設定されている場合もあります。
かなりの温度差が生じることが分かりますね。
水風呂の効果・作用

17℃前後という温度から、水風呂に対して、苦手意識を持っている人も多いと思います。
しかし、水風呂は以下のような健康に良い作用が期待できるのです。
- 血行促進
- 免疫力向上
- 自律神経の調整
- ホルモンバランスの調整
- 血圧改善
- 肌の引き締め・エイジングケア
水風呂に入るだけで、上記の素晴らしい健康効果がもたらされます。
水風呂が苦手という人もこの機会にぜひ挑戦してみましょう。
1.血行促進
体温よりも低い水風呂に入ることで、血管内が収縮されます。
その状態で、一般的な湯船に浸かることで次は血管内が拡張します。
この拡張と収縮を繰り返すことで、心臓のポンプ機能が更新されて
血液の巡りが促進されるのです。
そのため、血行促進に繋がり、腰痛や肩こり予防に繋がります。
冷え症の人にもかなりオススメです。
2.免疫力向上
血液中には、白血球と呼ばれる免疫機能を持つ細胞が存在します。
血流が良くなることで、白血球が体内を素早く巡り、活動が活発的になります。
結果的にウィルスや細菌のような、身体に悪影響なものを退治してくれるので
水風呂は身体の免疫力アップにつながるのです。
3.自律神経の調整
自律神経とは、交感神経と副交感神経の二つで成り立っています。
そこで水風呂は、副交感神経を刺激し、
温かい浴槽は交感神経を刺激するといわれています。
そのため、自律神経を正常に調整することができるのです。
そのため、ストレス緩和効果も期待でき、睡眠の質を上げるといった効果も期待できます。
4.ホルモンバランスの調整
水風呂では、副腎を刺激することでホルモンバランスを調整する作用があります。
身体の調子だけでなく、精神面の調整も行ってくれる効果も期待できるのです。
5.血圧改善
温かいお湯と水風呂を交互に入ることで、血管の拡張や収縮が活発になります。
結果として、心臓のポンプ機能を亢進させるため、血圧改善効果を期待できるのです。
6.肌の引き締め(エイジングケア)
水風呂に入ることで、肌の毛穴が引き締められて
しわやたるみを目立たなくする効果があります。
血行改善によって、血色が良くなる効果も期待できるため、非常にオススメです。
肌の新陳代謝を促進し、ターンオーバーの乱れ改善にも繋がります。
正しい入浴方法
水風呂には、様々な効果が期待できます。
しかし、正しい方法で入浴することが大切です。
水風呂は温度が低いため、いきなり全身浸かってしまうと心臓への負担が大きくなります。
必ず以下の手順を踏まえて、ゆっくり入浴しましょう。
- 水風呂に入る前に掛け湯orシャワーを浴びる
- まず、手や足を水風呂に入れてみる
- 徐々に慣らしていき、ゆっくり全身浸かる
- 1~2分程度使ったら、上がって休憩する
- 休憩したら、サウナや温泉に入る
- 必要時は再度水風呂に入る
上記手順を踏まえた上で、ゆっくり入浴することを心掛けましょう。
適切な手順を踏まなければ、かえって身体に負担をかけてしまい
疲労が溜まってしまいますので注意しましょう。
サウナとの『温冷交代浴』がオススメ
水風呂の効果をより発揮させるためには、
サウナと交互に入浴する『温冷交代浴』がオススメです。
温冷交代浴を行うことで、さらなる血行改善や基礎代謝の向上、
疲労回復など多くの作用を期待できます。
過去記事中で、サウナとの温冷交代浴について紹介しているため
併せてご覧ください。
注意点

水風呂は、水温が低いため正しい入浴方法をしなければ身体に負担をかけ、危険も伴います。
水風呂に入る際に、注意すべきポイントは以下の通りです。
- 一気に水風呂に入らない
- 入浴前後は必ず水分補給を行う
- 飲酒後は入浴しない
それぞれ詳しく解説します。
一気に水風呂に入らない
先ほども紹介したように、
掛け湯やシャワーも浴びずにいきなり全身水風呂に入ってしまうのはやめましょう。
急激に血管を収縮することになるため、心臓への負担がかなり大きくなります。
また、サウナに入ったからといっていきなり全身を冷やしてしまうと、
急激な温度差が生じてしまい、失神や脳卒中、心筋梗塞につながるリスクがあります。
必ず掛け湯だったり、シャワーを浴びてから水風呂に入りましょう。
入浴前後は必ず水分補給を行う
湯船に浸かることで、汗をかきます。
サウナなどに入った場合、多量の発汗によって身体は脱水傾向になります。
水分補給を行わなければ、目眩や頭痛など脱水症状が発生するリスクがありますので
必ず入浴前後は水やスポーツドリンクを飲んでおきましょう。
飲酒後は入浴しない
飲酒後の人の体は血管が広がり、一時的に血圧が下がった状態になります。
そのため、水風呂に入ると急激に血圧が上昇することにつながり
一気に水風呂に使った時と同じような現象になってしまいます。
もちろん、サウナや温泉に入った場合、更なる血圧低下にも繋がってしまうため
意識消失や目眩が出現するリスクが考えられます。
そのため、お酒を飲んだ後に入浴することはやめましょう。
まとめ
水風呂は、健康効果が期待でき、肌を引き締めたりアンチエイジングにも効果があります。
サウナとの温冷交代浴をすることで、さらなる健康効果が期待できるため
この機会に水風呂が苦手な人も挑戦してみましょう。
入浴する時は、しっかりシャワーを浴びて、ゆっくり入浴することを心がけてくださいね。
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