世界的ベストセラーに選ばれた『7つの習慣』を読んだことがありますか?
この本は、数多くの人に読まれており読んでなくても、
名前は聞いたことがあるって人もいるのではないでしょうか。
この記事では、『7つの習慣』を読んだ感想や私の人生の生き方の変化について
お伝えしたいと思います。
7つの習慣とは?
この本は、自己啓発書・ビジネス書として世界的ベストセラーに選ばれており
仕事や個人など、人生全般的な成功法則について書かれています。
国や宗教・時代にとらわれることのない普遍的かつ具体的内容を論理的にまとめられた本書は
世界で3000万部以上売れているのです。

完訳 7つの習慣 30周年記念版

『7つの習慣』では、人生を根本的に見直すための方法が非常にわかりやすく書かれています。
タイトルにあるように7つの項目の習慣を意識して生活することが重要なポイント。
そのポイントを押さえることによって、
自分の人生を自分自身で充実したものに変えることができるようになります。

7つの習慣って言われても
具体的にどんなことを意識すればいいの?
このように考える人も多いはずですよね。
読んだ感想を伝える前に、7つの項目について大まかに説明していこうと思います。
1.主体的である
まず自分自身を、『人生の主人公』として考えること。
人間はどうしても反応的な行動を取ってしまいがちです。
しかし、行動を起こす前に「自分はどのような行動を取れば良いのだろう」と考えることで
自分の意思を持った主体的な行動にすることが出来ます。
キーワードとして、『関心の輪』と『影響の輪』というものが出てきます。
『関心の輪』とは、関心はあるが、自分では変えることが出来ない物事のことを指し
『影響の輪』は、関心がありつつ、自分次第で周りに影響を与えることが出来るものを言います。
私たちの人生を豊かにしていくには、
『関心の輪』にエネルギーを注ぐのではなく、『影響の輪』を広げることが大切なのです。
2.終わりを思い描くことから始める
この本では、自分の人生のゴール(目標)を設定することが大切であると述べられています。
もしあなたが家を建てるとしたら、はじめに何から取り掛かりますか?
この場合、設計図の作成が必要になりますよね。
このように自分の人生のゴールを設定することで、
達成するために、何をしなければいけないのかが明確になってきます。
もちろん、ゴールそのものが複数考えられる人もいるはず。
その場合も、思いつくゴールを書き出してみて、客観的に見つめ直すことで
複数あるゴールの中から自分が一番優先したいゴールを見つけ出すことが出来ます。
3.最優先事項を優先する
1日は24時間という決まった時間が、全ての人に平等にあります。
人生のゴールを決めると、やらなければいけない事がたくさん出てくるはず。
その中でも最も重要なやるべき事を明確にして最優先しなければ、
1日の時間の使い方を充実させる事ができません。
自分がやりたいことリストを『緊急性』『重要性』の有無で
4ジャンルに分けることで自分がやるべき事がハッキリとするのです。
特に伸ばすべきは、『緊急性はないが、重要である事』に注ぐ時間を増やす事で
自分自身の成長につながり、充実した人生を送る事ができるようになります。
4.Win-Winを考える
誰しも人間は物事を、勝ち負けで判断してしまう特徴があります。
自分の意見を出す前に他の人がその意見を言えば、「負けた」と思ってしまうし、
同僚より少しでも早く昇進すれば「勝った」と感じる人は多いはず。
しかし、『7つの習慣』では人間関係には6つの考え方があると述べています。
その中でも大切にすべきなのは、Win-Winの関係を築く事。
このWin-Winの関係を築くために大切なことは
『勇気』『思いやり』『豊かさマインド』と紹介しています。
この3つの意識する事で、相手との人間関係をより良いものにしていく事ができるようになります。
もちろん、時には上手くいかない場合もあります。
その場合は、一度結論を出さないという選択肢を選ぶことも時には重要なのです。
5.まず理解に徹し、そして理解される
人は皆、それぞれ物事を異なった見方をしています。
あなたが赤色に見えるものが、全員赤に見えるとは限りませんよね?
中にはオレンジと答える人がいるかもしれません。
自分を理解して欲しいと考える人は、まず相手を理解する事が必要です。
なぜなら人間が「理解したい」と考えるのは信頼できる人だけだから。
そのため、まず相手との信頼関係を築くためには
『共感』『聞き上手』が大切になってきます。
ただ、相手の言葉を聞くのではなく相手がどのような想いを持っているのか
考えつつ話を聞いてみてください。
そして信頼関係が築けてきた後に、分かりやすい言葉を選んで
自分の想いを伝える事が理解されることに繋がるのです。
6.シナジーを創り出す
相手との意見が違う場合、自分が遠慮して丸く収めようとしてしまうのは良くあることですよね。
考えを妥協してしまうことは成長には繋がりません。
相手との意見が違う時にこそ、相乗効果を生み出すチャンスであると紹介しています。
自分の意見や相手の意見にもなかった第3の案を生み出すことを『シナジー』と呼びます。
シナジーを創り出すことは両者にとって未知の世界に足を踏み入れることのため、
『勇気』が必要になります。
シナジーを創り出すには、お互いの意見を尊重して、
自分の意見もしっかり伝える信頼関係が構築する事が重要です。
これまで紹介した習慣を身に付ける事が大切という事ですね。
7.刃を研ぐ
道具は手入れをしなければ、錆び付いて切れ味が悪くなってしまいます。
『7つの習慣』では、自分を道具として考えた場合も同様に、
研ぎ続ける事で切れ味がどんどん増していくと考えているのです。
効率よく、大きな成果を出していくためにも
日々の自分磨きを行う事が重要なのです。
この本では、人を形作る要素を下記4つに分類しています。
『からだ』 ・・・ 休息、定期的な運動
『心』 ・・・ 心からホッと休める時間・空間づくり
『知性』 ・・・ 知識量を増やす事、様々な経験をする事
『人間関係』 ・・・ 周りの人と上手に付き合えるようになる事
このように自分という『資産』に時間をたくさんかけて『投資』する事が
自分の人生において、大きな成果を生み出すことに繋がるのです。
読み終えた感想
『7つの習慣』を読んだ感想は、

人生を生きるための勉強になったし、
もっとたくさんの人と話して、
もっともっと色々な事を経験したい!!
このように感じましたね!
「自分の人生を充実させるために、もっともっと行動してたくさん経験を積みたい」
とも感じました。
私はイラスト版の『7つの習慣』を読んだのですが、
ストーリー仕様で描かれているので、読みやすいし内容がスッと入ってきました。

13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン

自分の人生にはまだまだ数多くの可能性を秘めていると考えさせてくれる1冊でしたね。
ぜひ、この本を少しでも多くの人が手にとって読んでいただきたいです!
私の考えや生き方にどのような影響を与えたか
この本を読んで自分自身のやりたいことリストを書き出してみると
自分自身の生き方の優先順位が低いものが明確になってきました。
私の場合、『ゲーム』とか『SNS』です。
もちろん全くやらない事にしたわけではありません。
これらをやる時に
「本当に今やるべきことかどうか、やらないといけない事が他にないかどうか」
と考える事ができるようになったのです。
一歩身を引いて考えるようになってくると、
自分はどれだけ無駄な時間を過ごしてきたんだろうという気持ちにもなりますね。
そして、私は普段からブレイクダンスの練習をしたりしているのですが、
自分がやるべきことは何なのかを明確にさせたことで練習効率も上がり、
嫌いだった地道な練習も毎日コツコツ積み重ねる形で練習を継続できるようになりました。
私は2021年4月からダンス旅に出ているのですが、
ブログ内にて、日々日記をつけているため興味がある人はそちらも見ていただけたら嬉しいです。
『KIMOS BLOG 日記』
成果を出すために、自分を磨くことは当たり前のように聞こえるかもしれません。
それでもこの本を読んでから、今まで以上に自分自身を磨きたいと思えるようになった気がします。
まとめ
今回は『7つの習慣』について紹介しました。
とても考えさせられる本ですので、皆さんもぜひ読んでみてください!
長い本が苦手な人も、イラスト版だとかなり読みやすくなっていますのでオススメですよ。
ぜひ皆様の参考になれば幸いです。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
コメント
とても分かり易い!!