【コロナウイルス】回復期病棟看護師として働いてみての感想

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さて、今回は現在世界中でコロナウイルスが話題になっている中で

日本各地でも看護師が不足していると言うニュースをよく見かけませんか??

一度は見たことがあると思います。

現在は看護師が不足している反面で業務の多忙化、患者の増加によって

医療の崩壊とまで言われています。

Yahoo記事にも医療崩壊の記事があったため、
気になる方はご覧ください!
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf299de6a021f2a3b1f6f99575685182d512fb5b

看護師って大変そうだな」とか「夜勤やってめっちゃ金もらえるならむしろやりたい」とか

みんなが持ってる看護師イメージはそれぞれ分かれると思います。

僕は、現在正看護師として2年間勤務しており

回復期リハビリ病棟』という病棟で働いております。

プロフィールはこちらから!
https://kimoskrkr0520.com/about/

回復期ということもあり、僕の病院では現在コロナ患者の受け入れは行っていません。

コロナ患者いないなら楽勝じゃん!!

それで給料たくさんもらえるなら

看護師になってもいいかも!!

こう感じる方もいると思います。

今回の記事では、そう感じている方に

実際僕が2年間という僅かな期間ですが、

働いて感じたことを率直に記事にしていこうと思います!

女性が多い職業での男性看護師という少数派としての意見もあるので

共感していただけない場合もあるかもしれないですが、ご了承ください。

連休が取れない、申請しづらい職場環境

僕が看護師として働いていて、一番苦に感じていること


連休が取れない” ということです。

前の月に翌月の希望休を出すことが出来ますが、2連休は1枠のみ

また、その希望休も必ず通るわけでもない。

社会に出たら、それが当たり前という人もいますが

休日にダンスの大会に出たいと思っていた僕からすると
県外になかなかいくことも出来ず、行けたとしても大会が終わった瞬間に

みんなに挨拶をしっかりする時間もなく弾丸のような速度で帰宅する・・・
なんてことも頻繁にあります。

連休が取れない原因としては、スタッフ不足にもあり、


師長が対策として人員補充も定期的に行っているのかもしれませんが、

その現状に耐えきれず、人が増えることには増えた分の人数が
辞めてしまっており結果的にはプラマイ0

むしろ新規で入ってきた人は一から病棟の流れを覚える必要が出てくるため、
その分の負担は別のスタッフに回ってきます

こうした流れで連休の申請がしづらくなってしまい、
毎月の連休は希望休のみ

3連休以上の休暇は年に1度のリフレッシュ休暇でしかもらえません・・・。

僕の病棟には夜勤もあるので

夜勤明けがあるなら、ほぼ2連休みたいなもんでしょ?

と言われることもあり、僕も初めはそのように考えていましたが

実際の勤務では2時間未満の休憩があるにしろ、
約18時間のぶっ通し勤務をした後に帰宅すると

気絶したかのように爆睡してしまいます。

起きればもう20時を過ぎていたなんてザラにあります。

コロナウイルスによる業務量の増加

コロナウイルスの影響により退職する人が増える一方で
業務内容はより一層増えました。

・スタッフが少ない分、他のスタッフの仕事量の増加
・面会制限による荷物の受け渡し
・厨房スタッフが病棟に上がれないため、患者の食事を取りに行く作業
・手指消毒の徹底や感染対策への配慮

スタッフ同士で協力し合い、助け合いで仕事をしているのですが

忙しくなるとスタッフ間でもピリついた空気が生じることもあります

それはコロナ関係なしにあることですが、コロナウイルスが流行してから
特にそのような場面に遭遇する機会が増えました。

業務量が増えれば、身体や精神的負担も増えてくるため
帰宅してご飯を食べたら寝落ちしているなんてこともあります。

仕事中に体調を崩し、早退する人や子どもが熱を出して早退した際に
対応できるほどの人数がいないため、早退者が出た途端スタッフ全員がせかせかしているイメージです。

ここまでは辛いことをお話ししてきたので、次は看護師として働いて
良かったこと
を紹介していきます。

男性看護師としての居辛さは感じない

看護師は女性スタッフの割合が大半を占めているため、男性看護師の割合は
極少数になります。

僕が初めて病棟に来たときは、男性看護師は僕だけでした。

男性が自分だけと聞いて最初は気まずさと緊張が凄かったのを今でも覚えています・・・。
相談できる人いないやん・・・。」みたいな気持ちでした。

女社会とも言われている中で、看護師として働いているのですが、
スタッフ間のギクシャクなどに巻き込まれたことは一度もなく

先輩や後輩スタッフも気軽に声をかけてくれるような職場であるため、
業務自体はとてもやりやすい環境だなと素直に感じています

(実際に僕がどのように言われているかは知りませんが・・・。笑)

患者さんと話していても
男性の看護師さんは親切だから嬉しい」 とか
今日は仕事なんだね!いてくれて安心した!

と言われることも結構あります!

素直に人に感謝されることは気持ちが良いことですし、
やっていて良かったなと思いますね

患者の中には、男性対応が禁止の方もいますが、
他の女性スタッフが気を遣ってくれて、僕の代わりに対応してくれたりするので
業務で大きく困っていることはないです。

収入に不満はある?割にあってる?

看護師の収入として、
結論を先に述べると「大きな不満は存在しません。

ただ、割にあっているのか?となると話が変わってきます。

コロナウイルスが流行し、それぞれの医療従事者には
国からの給付金が給付されました。

コロナ患者を受け入れる病棟には20万円が給付されるのですが、
僕の病棟はコロナ患者を受け入れていないため、5万円が給付されました。

始めの頃は5万円でも大きいなと思い、喜んでいましたが、
スタッフが減り、業務が増えている現状で一度5万円をもらっただけで
給料や手当ては何も変わらないと言うことが、悔しさと言うか虚しさを感じます

他の病院と比べてコロナウイルスに感染する可能性は低いかもしれませんが、
スタッフ自身の体調が悪化している現状、上の立場のスタッフが何も対策してくれていないため
改善はなかなか見込めないと感じています。

どこの病院も同じような状況なのかもしれませんが、経験が浅い看護師からの
一意見としてはそのように感じます。

まとめ

2年間看護師として働き、感じたことは他にもたくさんありますが


その中でも特に強く感じたことをピックアップさせてもらい、
記事にまとめてみました。

コロナウイルスが流行している世の中で
コロナウイルスを受けいれしてない病棟の看護師の現状
少しでも伝われば嬉しいです。

他の病院での看護師の現状はまた違ってきますが、
どこの病院でも看護師が減ってきており、業務が多忙化しているため

深刻な状況になってきています。

それでも諦めずに業務に励んでいきたいです。


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