「ブレイクダンスを始めたけど、何を練習すればいいか分からない。」
「練習はしてるけど、トレーニングはしていない。そもそも何したらいいか分からない」
ブレイクダンスには、トップロックやフットワーク、パワームーブやフリーズなど様々な要素があるためどれを練習したらいいか分からないという人も多いはず。
もちろん技を習得するためには、技のための練習が必要になります。
そこで今回の記事では、
ブレイクダンス初心者の方にオススメするトレーニングメニューを紹介します。
練習方法なども動画を交えて紹介しているので参考になれば幸いです。
オススメする3つのトレーニング
今回は僕がオススメするトレーニングメニューは3つあります。
それがこちら。
①チェアー
②倒立
③プランク(体幹トレーニング)
ブレイクダンスをする上では、かなり基礎的内容となっていますが
トレーニングを行うことで今後の技の習得への近道にもなります。
毎日継続して続けていくことで、
動きの可動域や筋力が身についてきますので継続的にトライしていきましょう。
それでは、上記メニューについて一つずつ解説していきます。
チェアー
「チェアー」とはブレイクダンスで基礎の一つとも呼ばれる技です。
ブレイクダンスを踊るなら必ず習得する技でもあり、
この技を習得することは、パワームーブやフリーズなどの習得にも繋がっていきます。

こんな小さい子でも練習すれば出来てしまう技です。
練習方法はYoutube動画がございましたので下記の動画をご覧ください。
初めて練習する方は、挑戦してみると分かるのですが正直しんどいです。
腕も痛いし、チェアーを挿している脇腹あたりも痛くなってきます。
最初は足をついて徐々に浮かせる練習をしてみてください。
徐々に筋力がついてきて、足を浮かせられるようになります。
足を浮かせる事ができれば、浮かせられる時間を伸ばしていくだけなので
根気よく挑戦していく事が一番のポイントです。
何事にも共通しますが、継続が大切です。
チェアーを習得して、長時間キープ出来るようになった人は
いろいろな形でのキープに挑戦してみましょう。
上記の動画では、世界的有名なダンサーのNORIさんが
毎日欠かさずやっているチェアー練習を紹介しています。
世界的ダンサーでも毎日行うくらい重要な基礎技ですので、
毎日欠かさないくらいトライしていきましょう!
また、チェアーを習得する事でブレイクダンス の代名詞でもあるウィンドミルの習得にも繋がります。
ウィンドミルについては別記事で書いていきますが、
Youtubeでとてもわかりやすい動画がアップされていたので紹介しておきます。
この動画を観ていただくと、分かるのですが
ウィンドミルにチェアーの習得は必要不可欠になっています。
ぜひチェアーを習得しましょう。
倒立
「倒立」はブレイクダンスでかなり重要になってきます。
「初めから倒立するのが難しい!」という人は、
まず壁倒立からキープする練習をしましょう。
コツコツと倒立練習を続けることで止まっていられる時間が伸びてきます。
慣れてきた方は倒立したまま前後に歩いてみたりすると更に安定力が増してきます。
上記動画は私も参考にさせていただいているメトロンブログさんの倒立講座です。
とても分かりやすいのでぜひご覧ください。
倒立練習をすることメリットは、たくさん存在します。
例えば、
- 体幹が鍛えられる
- バランス感覚が養われる
- フリーズが強くなる
- パワームーブ強化に繋がる
- ラビットなどの倒立系の技が習得できる
いかがでしょう。
上記5つ以外にもメリットは存在しますが、これだけ多くのメリットがあるならば
絶対練習すべきといってもいいくらい必要なトレーニングです。

倒立を覚える事で、
・片手で倒立してカッコよくポーズする技【ジョーダン】
・倒立した状態で音に合わせて何度も跳ねる技【ラビット】
基礎技だけでも上記2つの技の習得に繋がります。
それぞれ習得のための練習方法について、
別記事で紹介しているため技を習得したい方は、合わせてお読みください。
プランク(体幹トレーニング)
「プランク」という体幹トレーニングでは王道なトレーニング方法となります。

上の画像のように両肘をついて足を伸ばしたまま、
つま先と両肘で支える体制でキープするというトレーニング方法です。
最初は30秒程度キープ出来るようになりましょう。
30秒が耐えれるようになったら、45秒、1分などのように
キープする時間を伸ばしていく事で負荷を増やす事が出来ます。
トレーニング中のポイントとしては、
キープ時にお尻を上げすぎないようにする事が大切です。
足先から頭まで一直線になるような意識で
プランクを行う事でより効果を実感する事が出来ますよ。
- お尻を上げすぎない(下げすぎない)
- 身体が足先から頭まで一直線になるようにする
- 腹筋を意識してキープする
体幹トレーニングを推奨する理由は、
ブレイクダンスは全身を大きく使うことが多くバランス力も必要になります。
体幹トレーニングだけをしていればブレイクダンスが上達する訳ではないですが、
体幹を鍛える事で成長の近道に繋がりますのでぜひ挑戦しましょう。
トレーニングは必要なのか?
ここまで3つのトレーニングを紹介しました。
基礎的な内容ですが、継続する事で自分の糧になる事は間違いありません。

「普段からダンスの練習はしてるけど、トレーニングはしてません。
トレーニングは絶対やらないといけないんですか?」
上記の読者のように質問される事があります。
私的な答えとしては、

「絶対やらなければいけないわけではない。
でもやれるなら絶対にやるべき」
理由は、日本や世界クラスのダンサーは確実にやっているからです。
もちろん賛否両論あるかと思います。
やりたい技が明確にある人は「その技にとって必要なトレーニングは何か?」と
探究してみることをお勧めします。
自分に必要なトレーニングをすることで技の習得やスキルアップに必ず繋がりますよ。
コツコツと積み重ねていくことが大技の習得に繋がってきますので、
諦めずコツコツとトレーニングを継続していきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
ブレイクダンスは、ダイナミックな動きが多いですが
日頃の小さな積み重ねによって大技の習得に繋がっていきます。
トレーニングなど毎日の積み重ねを繰り返す事で
必ずダンス力は上達していきますで諦めず継続していきましょう。
最後までお付き合いただきましてありがとうございました。
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