【ミニマリストの時代到来!?】手ぶらで生きるを読んだ感想

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こんにちわ、KIMOSです。

今回は私が友人にオススメされて、面白かった本を紹介したいと思います。

本のタイトルは『手ぶらで生きる』。

この本は、ミニマリストである著者『しぶ』さんの生活を、本として書き記したものです。
特にこれから一人暮らしを始める人やミニマリストを目指す人には
かなりオススメの1冊となっています。

この本を読んだ感想と内容をざっくりと紹介していきます。

ミニマリストとは?

近年、『ミニマリスト』という言葉を耳にする機会が増えてきたように感じます。

ミニマリスト:必要最小限、必要最低限の物しか持たない人

あなたは、必要最低限の物で生活するって想像できますか?

例を挙げてみましょう。
テレビや冷蔵庫、電子レンジなど電子機器がほとんど所持しないで生活する。
これらを持たずに生活している人をミニマリストといいます。

一見、自分自身を苦しめているだけにも思えますが、
ミニマリストの多くの方は、幸せを感じながら生活する事が出来ているのです。

現在、世の中にはたくさんの便利なモノが溢れかえっています。
必要か不必要なのかすら分からないまま、所持している人だっているのが事実です。

ミニマリストの人たちは、その中でも必要と感じているものだけを厳選して生活しているのです。
そのため、不自由を感じることなく普段以上に幸せを感じながら生活を送る事が出来ています。

ちなみに、ミニマリストを目指す人を全面サポートしてくれるような
家具や家電などのレンタルサービスについて別記事で紹介していますのでそちらも覗いてみてください!


読んでみた感想

『手ぶらで生きる』を読んでみた感想を紹介します。

KIMOS
KIMOS

・ミニマリストの持ち物など細かい所も写真付き画像のおかげで分かりやすかった

・自分とは全く違った生活の仕方を学んで、ワクワクした

・自分の生活って無駄がめちゃくちゃ多いなと思った

私は、この本を読むまでミニマリストについてほぼ無知な状態でした。

しかしこの本を読んだあとは、ミニマリストの素晴らしさを感じてしまって
同時に自分の生活って無駄が多いなーって振り返る事が出来ました。

普段、自分自身の生活を見つめ直す機会ってなかなか無いと思います。
この本を読む事で、自分の部屋や自分自身の行動、人間関係まで振り返る事が出来ますよ。

ただ、著者のように『床の上で寝る』とか『冷蔵庫を持たない』は流石に厳しいと感じたので
しっかり布団を使ってますし、冷蔵庫も毎日使用しています。笑

『手ぶらで生きる』内容紹介

この本は6章構成で書かれています。

それぞれ紹介していきます。

第1章 暮らしを自由にする

まず、家の中を見回してみましょう。
「本当にこれだけは必要!」と感じるモノはどれくらいありますか?

意外と少なく感じる人も多いのでは無いでしょうか。

第1章で著者は、『4畳半の部屋で、月7万で生活する』ことを提唱しています。

そして冷蔵庫やテレビを持たないだけでなく、床にそのまま寝る生活をしているとのこと。
第1章目からかなりの衝撃を受けましたね。

睡眠に関しては、次のような研究があるようです。

  1. 最新マットレスで寝る
  2. 使い慣れたマットレスで寝る
  3. 何も敷かず、床で寝る

どれが正解だと思いますか?

正解は【どれでも一緒】なのです。
私は正直信じきれてないところもありますが・・・。

著者の場合、睡眠の質が変わらないのであれば
床に寝てもいいでしょ! って事で寝ているとのこと。

これがミニマリストの考え方、目の付け所なのです。

「布団を使わなくても、眠れるならいらないじゃないか」と考え、
いかに身の回りのものを最小限にして生活していくのかどうかを考えるのがミニマリストなのです。

第2章 物を自由にする

第2章では、モノが少ない状況を作り出すための考えが紹介されています。

近年では、Paypayなど電子マネーが主流になってきていますが
これらは非常にミニマリストと相性がいいサービスです。

どうしても小銭が溜まっていくと財布も重くなってしまうし、
溜まった小銭をいちいち取り出す時間も無駄になってしまいます。

クレジットカードや電子マネーを駆使することで
財布がかさばる事なく持ち運びが可能になりますね。


そして著者は、ユニクロを愛用していて毎日同じ服を着ると紹介しています。

洗濯をしていないとかではなく、全く同じ服を複数用意して着ているとのこと。
同じ服を複数持つことで、一つ無くしたとしても、他のものがあるからダメージが少ないし
毎日ファッションコーデを選ぶ時間を短縮することが出来るという考えなのです。

私も普段からユニクロを愛用していますが、
「ミニマリストはここまで最小限にしていくのか」と驚きました。

私はこの段階まで実践することは出来ていませんが、
かの有名な『スティーブ・ジョブズ』も同じ服を複数持つことで
服装を気にする時間を最小限にしていたようですよ。

ファッションに関して、大きなこだわりが無い人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

第3章 体を自由にする

みなさんは『1日3食』食べているでしょうか?

この本の著者はなんと、『1日1食』で生活していると紹介しています。

これは食事代を節約しているという訳ではありません。

本当に体に良いもの、本当に美味しいものを1日1食食べる事で
最高の贅沢を味わう事ができると考えがあり、そのようにしているのです。

一見ケチに見えてしまいがちですが、
ミニマリストは本当に必要と感じたものには、お金をかけていきます。

そして健康が何よりの資産という考えを持っているため、
健康予防にはお金をかけるべきとも説明しています。

そのため、コーヒーや砂糖・アルコールなど中毒性がある食べ物は避けて生活しているようです。

『人間は「飢餓に強く、飽食に弱い」生き物なのである。』

引用:『手ぶらで生きる』

↑この本には上記のように書かれていますが、
生活習慣病の多くは、食事バランスの不摂生が起因する事が多いのも事実なので
納得してしまいます。

第4章 時間を自由にする

全ての人間に平等に与えられているものに『時間』がありますね。

自分自身の『時間』の使い方で人生を180°変えることも不可能ではありません。

この本の著者は、
時間を奪うものから離れ、時間を生み出すものにお金を使うべき」と話しています。

時間を奪う物の具体例としては、まずスマートフォンですよね。
それ以外にもテレビやSNSが挙げられます。

特に観たい物が無いにも関わらず、スマホやテレビを観てしまう人は多いのではないでしょうか。

私はそのうちの一人でしたね。

一方で、時間を生み出す物の具体例としては
『食器洗浄機』『ルンバ』などの家電機器です。

著者はミニマリストとルンバの組み合わせは最強と紹介しているくらいです!

「自分の手で掃除する時間をお金をかけて、ルンバに掃除させることでその分の時間を買った」と
考えるのがミニマリストなのです。

ミニマリストの生活をすると、自由に使える時間が増えるため物事を考えて行動するようになります。
ダラダラと無駄な時間を過ごしてしまう人は、一度スマホやテレビを消して
自分のための時間にしてあげてはいかがでしょうか。

第5章 思考を自由にする

人生には様々な選択を迫られる事があります。

選択肢から、選択するだけでもかなり膨大なエネルギーを消費してしまいます。

ミニマリストは、選択肢そのものを減らす事でエネルギーの節約につなげています。

人間は欲しいものを手に入れても、時間が経てば更に欲しいものが出てくるようになります。
結局いくら手に入れても満足することできないため、
お金持ちの人でさえ、幸せになれない人がいるぐらいなのです。

ある研究では、貧乏人の部屋には物が多く、
お金持ちの人は最小限の物の生活している傾向があると証明されています。

人間は、選択に迷ってしまう生き物です。
ミニマリストは、選択肢そのものを少なくしてあげることで
無駄な時間やエネルギーの消費を抑えていくという考えで生活しているのですね

第6章 人間関係を自由にする

最後の章では、自分に害のある人に無理に付き合うことをやめようという考えを紹介しています。

これは相手の悪口を言ったりして自分の時間を奪ってしまう人が当てはまります。

自分自身の好き嫌いは自分が一番理解しているはず。


ミニマリストは、関わりたくない人や関わって後悔するような
人間関係を断捨離することでより良い生活を送る事ができるようにしているのです。

行きたくない飲み会を断れば、無駄な時間やお金、精神力を節約する事が出来ます。


もちろん、自分の一方的な考えを押し付けるのではなく
相手の時間やエネルギーを奪う事がないように細心の注意を払う必要があります。

そして、仲の良い友人や家族との人間関係に関して面白い内容が紹介されています。

人からもらったプレゼントが捨てられない。

この考えに当てはまる人も多いのではないでしょうか?

この本では、「恩の奴隷」にならないこと、「恩は返す物ではなく、まわすもの」と紹介しています。

多くの人が『恩返し』という言葉に縛られてしまい、
プレゼントを貰ったら返さないといけないと考えになってしまいがちですよね。

ミニマリストの場合、貰ったらそこで終わりにして、他の誰かに恩を回していくことを考えています。


そして、逆に人にプレゼントする際は相手を困らせないように
極力物をあげないように心掛けているそうです。

そうすれば、物を選ぶ時間も省けて、
相手もこちらにプレゼントを返そうとする時間を抑える事が出来ますよね。

私の生活がどのように変化したのか

丁度引っ越しをする前にこの本を読み始めたのですが、
ミニマリストの生活に憧れ、私自身の部屋は必要最低限の物のみ設置するようにしています。

この本で紹介されていた

・テレビ
・冷蔵庫
・布団orベッド

これらは考え抜いた結果、私には必要だと思い、使用しています。

代わりに電子レンジやコーヒーメーカー、オーブンなどの電化製品は
設置せず生活していますが、不自由を感じたことはありません。

食器も一人暮らしなのに、様々な種類持っていた物を
・ご飯茶碗  一つ
・味噌汁お椀 一つ
・平たい白皿 一つ
・ボウル型皿 一つ   これら計4つだけで生活しています。

コップは2つだけ使用しています。

それ以外には、部屋にゴミ箱を置かなかったり、シンクに三角コーナーを置かずに生活しています。
ゴミが出たら、毎回ゴミ袋に入れて捨てるようにしているのですが
そのおかげか不思議なことに、部屋が散らかりにくくなりました。

ゴミ箱や三角コーナーがあるからこそ、
ゴミや生ゴミが溜まってしまったんだなと改めて考えさせられましたね。

どうしても溜まってから捨てようっていう考えが、
最終的に面倒くさいという気持ちになったり、部屋が汚い印象を増幅させてしまうんですよね。

あとは、スマートフォンを触る時間を極力減らすよう心掛けています。
Wi-fiがある環境でしか、SNSを開けないように工夫したり、使っていないアプリを削除したりすることで勝手に自分自身に当てる時間が増えてきたことを実感できています。

それくらい自分自身の生活って無駄に溢れていたんだなと考えさせられる本です。
何回読み直しても、面白い1冊なのでぜひ読んてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしょうか。

ミニマリストの生活は一見、辛そうにも感じますが
ミニマリストを知れば知るほど、自分の生き方に幸せを感じれるようになりますよ。

もちろん、初めから身の回りの物を捨てたりするのではなく
できる範囲から減らしていくことをオススメします!

みなさんもぜひミニマリストの生活を経験してみてくださいね。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。


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